日用品雑貨[12:19] |
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ライオン社長に藤重専務の昇格内定
ライオンの社長に藤重貞慶専務が昇格することを内定した。高橋達直社長は会長に就任する。それぞれ04年3月に開く予定の株主総会後の取締役会で決定する。12月18日に発表した。
今回の社長交代は、01年から進めている中期経営計画が高橋社長の手腕で所期の成果を上げたことや、来年3月から執行役員制を導入、経営陣の若返りを図って中期3か年経営計画を推進するため。会長は取締役会議長、社長は最高経営執行責任者の役割を担う。
来年3月の社長就任が内定した藤重専務は、77年生まれの57歳。69年慶応大学を卒業と同時に前身であるライオン油脂に入社。96年取締役国際本部長、2000年常務家庭品営業本部長を経て02年から代表権のある専務として家庭品全般の責任者を務めている。(12/19) |
日用品雑貨[12:17] |
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ライオンが子供も使いやすい泡ハンドソープ
ライオンは04年3月上旬からら、泡立てが上手にできない小さな子供にも簡単に使える泡タイプの薬用ハンドソープ「キレイキレイ薬用泡ハンドソープ」(250mL、つめかえ用200mL、価格はオープン)を発売する。
ポンプを押すとはじめから泡で出てくるので、小さな子供にも簡単に使える。小さな子供は手を洗う際、手をこすり合わせてハンドソープや石けんを泡立てることが上手にできないが、キレイキレイ薬用泡ハンドソープは、出てきた泡がそのまま手の上に残るので、少ない回数のこすり洗いでも、泡が素早く手全体に広がる。従って「手洗いデビュー」したばかりの泡立てが上手にできない小さな子供でも、泡で手全体をきちんと覆うことができ、手をきれいにすることができる。
また、殺菌成分配合の泡がすみずみまで広がり、汚れをきちんと落とすほか、小さな子供の手でも押しやすい大きなヘッドのポンプを採用している。シトラスフルーティの香り。(12/16) |
流通[12:03] |
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カネボウコスメット04春夏の新製品
カネボウコスメットはセルフ市場に向けて来年2月から3月にかけて2004年春夏の新製品166品種を発売する。最重点に美白と高価格サンスクリーン市場、重点に中高年スキンケア、スタイリング市場を設定してさまざまな施策を展開スキンケア、メーク市場ナンバーワン戦略を継続する。
スキンケアのフレッシェルホワイトCは全面改良して、常盤貴子をイメージキャラクターに起用、美白スキンケア市場で1位のシェア獲得をめざす。また、50代アダルト市場のリーディングブランドになっているエビータとリフトゥールで中高年市場を徹底して攻略する。このほかアミノ酸のオルフェで中価格帯のシェアを拡大、角質ケアのプレシャスターンの定番化を促進する。
メーク市場ではターゲットから圧倒的な支持を受けているメディア、ケイトに強力な新アイテムを投入、ヤング・アダルト市場でのナンバーワンの座をさらに強固にする。冷夏でサンスクリーン剤が低調だったなか、4割強の伸びを示しひとり気を吐いたアリィーを擁するアメニティ市場では同品を全面リニューアルしてさらにシェアアップを図る。ヘア市場ではサラに巻き髪対応スタイリングを追加するほか、クローチェを全面リニューアルする。
一方、ヴィタロッソにも即効性の高い新サプリメントを追加してさらに強化する。フレッシェルホワイトCローションアクネ(200mL1400円)は肌荒れを防ぎながら透明感のある肌に導くほかにきび予防効果がある。ホワイトUVヴェール(60mL同)は微粒子パールが白光のヴェールを作りパッと明るい肌に見せる補整下地効果がある白肌美容液。他のアイテムには新たにコラーゲンと陳皮エキスを配合するなど品質を強化した。
フレッシェルホワイトCUVパクトクリアルーセント(4色各1300円)、プレシャスターンホワイトクリアマスク(5枚1200円)、エビータボディUVパウダー(40g1600円)、ケイトトランシャルパクト(6色各2000円)、同ケース(800円)、リキッド(6色各2000円)、フェイスパウダー(2色各1500円)、メイクアップベースUV(1200円)、クリアカバーコンシーラー(1000円)、チークカラー(1300円)、トランシャルアイズ(5種各1500円)のほかディープアイズなどに新色、コントロールベースはリニューアル。
シャイニングカラー(スレンダーベージュ、クールローズ2色各750円)、メディアクリーミィラスティングリップN(2色各950円)、ペンシルリップライナー(同400円)、ペンシルアイシャドウ(3色同)、リップグロスN(2色各500円)、ネイルカラーS(3色各400円)、サラゆる巻きカーラーウォーター(600mL700円)、ナチュラルカラーS(ープルブラウン、エスプレッソアッシュ2色各800円)、ボディソープSS(さっぱり、しっとりの2種600mL各850円、リフィル450mL各500円)、ボディミルク(200mL700円)。
アリィーボディUVミスト(100mL1500円)、サマーシェイドキープアウェイサンスクリーン(22mL800円)、イフィーパウダーコロン(湯上がり、ピンク、ハッピースプリング3種各700円)。
ヌーディベリーショートバーム(50g950円)、ヴィタロッソのダイエットサプリメントスピーディカット(2g30袋6000円、5袋1500円)、サプリメント。フェイスラインジェル(70mL2500円)、ビューティエイドサプリメントD(4粒15袋同)、同C(同同)。(12/03) |
流通[12:02] |
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メーカーの直取引進まず?―全卸連が調査
全国化粧品日用品卸連合会(全卸連、会長・三木田國夫パルタック社長=写真)は12月2日、東京・八重洲のホテルで歳末記者懇談会を開いて、委員会の活動状況などについて報告した。
各委員会からの報告によると、製配委員懇談会では昨年はセンターフィーの問題を取り上げたが、中小卸からセンターフィーはあまり問題ではないので今年は配送単位の小口化を取り上げてほしいという要望があったが、これもまた大手にとってはあまり現実的でないということになった。さらにメーカーは10ケース単位で卸はいいと思っているようだという報告があった。一方、返品については発売アイテム数の伸びが鈍ってきていることから減少傾向にあることが報告された。
異業種交流委員会では今年も食品、菓子、家庭紙、医薬品、医療用品などとの懇談を行ったが、消費税法改正に伴う総額表示に関心が強かったという。いずれも値札、POSシステム変更に伴うコスト負担を卸に要望するのではないかというもので、こうした問題については独禁法で禁止されている優越的地位の乱用に当たることから、個別に対応していくことになっているという。全卸連としては「外税」方式を基本にしていく考えを示した。
公正取引推進委員会が行ったメーカー80社に対するアンケートでは、小売と直取引しているのは37%の企業で、60%が行っていなかった。60%のうち積極的に直取引したいとしている企業はなく、3分の2の65%では今後もしないと答えた。条件次第で検討したいというのは35%だった。直取引している企業でも商品を限定(65%)したり、今後も現状維持(82%)でという消極的な姿勢がうかがわれる。なお、直取引している商品はPB(52%)かナショナルブランドの一部(43%)というのが多かった。
また、九州7県の組合が今年九州組合として活動している。年々、組合員が減少する中にあって隣県で共同して総会を開くなど組合の合同化を進めているが、賦課金に格差があることや地理的問題があって進んでいないのが実情。全卸連としてはあくまで県単位を基本にしながら合同化ができるところから進めていくことにしている。
三木田会長は、直取引について「ごく一部で、思ったより進んでいない」としながらも、(直取引をしても)「メーカーには公正な取引を求めたい」とクギをさした。(12/02) |
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